昔から地域の神社として親しまれている阿佐谷神明宮。
以前は天祖神社と呼ばれていました。
九月敬老の日直前の土日にお祭りが行われ、街の人々に愛されてきた神社です。

阿佐ヶ谷駅北口を出ると、右手に三菱東京UFJ銀行があります。
その裏手に伸びる道をまっすぐ行くと、阿佐谷神明宮に辿り着きます。
あまり大きな神社というわけではありませんが、ものすごく小さいわけでもないです。

参拝者用の駐車場もあります。
街の神社としては立派です。
お正月やお祭りの際などはおそらくいっぱいになってしまうでしょう。
面している道も一方通行のそんなに広くない道ですので、可能な方は徒歩で来るのがベストかと思います。

入ってすぐ右手に手水舎（てみずや）があります。
参拝する際にはここで、お清めをするものなのですね。
お祭りの時に、手があんず飴でベトベトになった際に洗うものではないようです。
手だけではなく、口もゆすぐのだとか。
本来であれば、全身清めるべきところを、略式で清める作法のようです。

少し進むと、右手に能楽殿があります。
昔はこんなに立派なものではなくて、もっと高さのある櫓のようなものだったような記憶があります。
記憶違いかもしれませんが。
能や伝統芸能などが行われる場所ですが、阿佐谷ジャズストリートでは、毎年、山下洋輔さんの演奏が行われています。